1. 概要

株式上場を目指す会社は、経理体制の構築とともに、様々なガバナンス体制を構築する必要があります。

役員レベルでは、会社機関設計(適切な機関選択、社外役員の選定など)、取締役会・監査役会(監査委員会)の運営など、社長中心の運営から、取締役・監査役によるガバナンスが効く体制に変化させていきます。

また、内部監査体制の整備(内部監査室の設置、内部監査の実施、モニタリングなど)、上場後に実施する内部統制評価(J-SOX)と内部統制報告書作成に向けた準備など、役員レベル以外にも実施する業務も多くあります。

2. 当事務所の業務方針

ガバナンス体制構築支援

当事務所では、IPO支援と同様に、会計監査を実施しないコンサルタントとして、ガバナンス体制構築のために会社へ深く入り込み、取締役会運営補助や役員への定着のための作業などを実施いたします。最終的には会社独力で運用できるよう、社内への定着を重視した作業を行います。

また、内部統制評価(J-SOX)を実施するには、制度の理解、内部監査部門による評価の実施と評価資料の作成、取締役会による承認など、多くの作業が発生します。会社が内部統制評価に注力できるよう、資料フォーマットの提供、作成支援などの業務を実施します。

社外監査役・取締役への就任

会社機関設計時に、社外監査役・社外取締役が必要となる場合に就任することも可能です。
(社外監査役の場合は、独立性の観点からその他の支援業務が実施できなくなる場合もあります)

3. 対象

IPOを目指す株式会社(1. 概要をご参照)
上場直前々期まえの業務ご提供も可能です。

4. 報酬

会社規模・複雑度・内部統制の整備状況により、別途お見積りさせていただきます。