1. 概要

連結財務諸表は、支配従属関係にある 2 つ以上の企業からなる集団(企業集団)を単一の組織体とみなして、親会社が当該企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を総合的に報告するために作成するものです(連結財務諸表に関する会計基準 第1項)

非上場企業は、通常は連結財務諸表を作成する義務はありませんが、企業グループの財政状態・経営成績を把握するために、任意で連結財務諸表を作成する場合があります。制度会計ではないため、経営者の方針に従った連結会計を実施することとなります。

2. 当事務所の業務方針

連結財務諸表を作成するためには、以下の処理が必要となります。制度会計ではないことから、 企業グループの財政状態・経営成績を把握するために必要な範囲を協議したうえで、連結財務諸表作成のための支援を行います。

  • 連結範囲(子会社・持分法適用会社)の決定
  • 各社個別決算の確定~単純合算・連結パッケージの入手
  • 資本連結~債権債務・費用収益相殺~未実現利益相殺など、連結特有の処理

また、連結会計の実施頻度(月次・四半期・年度)検討や、連結会計システムの導入などについても、支援が可能です。

3. 対象

連結会計の導入・改善を検討している会社

4. 報酬

業務の規模・複雑度により、別途お見積りさせていただきます。
(システムの導入には別途システム導入費用が必要です)